ここ数年ですが、保険の延長ができないケースが増えています。

以前は、滞在予定期間にあわせて契約、予定が変わって滞在が延びるときに、保険の延長も日本の家族に手続きをしてもらうことで、保険も延長できました。

しかし、近年は、延長ができないケースが非常に多くなっています。

理由のひとつは、最近の保険会社のルールで延長がもともとできないケース。保険会社は長期契約の場合、保険の使用回数がどうしても多くなるため、長期の契約をあまり好みません。そのため、予め「延長できない」というルールを設定しています。

もうひとつの理由は、保険の使用状況により延長できないケース。以前からも保険の使用回数や保険金支払額によって、保険会社が延長を断ることはありました。しかし、最近はちょっとの使用でも延長を断ってくるケースが多くなりました。

せっかく現地の生活にもなれて、「もう少し滞在を延ばしたいな」と思っても、保険が延長できないという残念な結果になりえます。

延長が出来ない場合は、一旦日本に戻ってきて、次の出発日から再度新規で加入すると言う方法しか残念ながらありません。

以前からあるビザの切替などに日本へ帰国する必要があったのと同様に、今後は「保険のやり直しに日本へ一度帰国」というのもめずらしくない時代になりました。

「とりあえず6ヶ月予定だが、もしかしたら滞在が延びるかも」というような人は、最初から少しでも可能性のある最長期間で契約をしておくと良いです。

(補足)
1年で契約しても、6ヶ月で帰国したというような場合は、帰国後すぐの手続きで残り期間分の保険料の返金があり、損得はでない形なのでご安心を♪