色んな保険会社のプランを見てみると長期用プランに「携行品損害」が付いてないものがあります。
パッと見ると持ち物補償がない!?と思いますが、その代わりに「生活用動産(長期用)
というものが付いています。
あまり聞き慣れないのでピンとこないかもしれませんが、簡単に言うと長期滞在に適した、
より補償範囲の広い『携行品損害ワイド』と考えると分かりやすいと思います。

通常の旅行保険に付いている「携行品損害」は、
携行品【自分の持ち歩ける持ち物を持ち歩いている時・宿泊施設に置いている時】の損害を補償するもの。
対して「生活用動産」は「携行品損害」の補償を含んだ上で、
+家財【居住施設に置いている時・持ち歩けない自分の持ち物】も補償の対象
になるものなんです。
そのため長期用のプランには「携行品損害」ではなく、より長期滞在に適した「生活用動産」が
付いているのです。

もう少し詳しく説明すると、
「生活用動産」は1品あたり保険会社指定の金額(大体10万か20万円)を限度に時価での補償となります。
また、契約タイプの補償限度額は保険期間を通じての総限度額であり、保険金を受け取るごとに
減少(保険年度1年ごとに自動復元)していきます。

具体的な例をあげるなら、「2年前に2万円で買ったデジカメ」の場合、現在の時価で1万5千円程度、と
保険会社が算定し保険金をお支払い。 生活用動産の保険金額が30万円のプランの場合、
年度内で請求できる残りの金額は28万5千円・・・と減っていく形です。

※高額なもの(バイオリン等)を持っていくので保険金額は高いものを…という人もいますが、
前述の通り1つの物に対しての上限金額は、各保険会社で大体10万~20万円なので注意してください。

【限度額のほか、支払いの対象とならないものが多数あるので各保険会社の条件をよく確認しましょう】

海外で暮らすということは、それなりに現地の生活観が身につくので観光旅行者と比べると盗難に遭う
件数も少なくなります。この項目は保険料負担も大きい部分なので、保険料を抑えるために
補償を下げたり外したり、というのも手段のひとつです。

生活用動産の形の商品でオススメプランを見つけてきました。
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