この補償もタイトルのような勘違いをする人が多い項目です。

まず『保険始期以降にかかった病気やケガが原因で』という条件があるので、出発前からの病気などで
「もう危ない」と言われていた親族の危篤や死亡は対象外
になってしまいます。

また、『帰国~30日以内に現地に戻る場合』という大きな条件もあります。
近しい親族に危篤や死亡があったら留学やワーキングホリデーを一時取りやめたりすると思うので
当初の予定通りにはいかないはず。

この特約を簡単にまとめると「2親等以内の親族が事故などで危篤・死亡した場合に日本へ帰国し、
その上で30日以内に現地へ戻る場合に航空運賃が受け取れる特約」
ということなのです。

さらにこの特約は保険料が高い項目です…。
付けるか悩まれている人は、今一度条件をよく確認をした上で検討しましょう。

また、最終的な対象の可否というのは保険会社が医師の診断書を元に判断する形になるのでハッキリと
明言できませんが、「出発前に完治したが渡航後に再発・別の病気に」という場合、再発は対象外。
別の病気は対象となりますが、その病気が既往症に起因するものだと原則対象外となります。

 

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